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2017.06.03

滲出性中耳炎第40回

癒着性中耳炎と双璧をなすもう一方の合併症が中耳真珠腫です。真珠腫は鼓膜の一部が中耳腔に内陥し、その中に耳垢のようなデブリ(debris)というものをどんどん貯めて大きくなっていく病態です。

2017.05.31

滲出性中耳炎第39回

アテレクターシスは直ちに危険というわけではありませんが、注意深く観察し癒着性中耳炎に陥らないように治療または経過観察を行う必要があります。癒着性中耳炎がなかなかすっきり治らない病態だからです。

2017.05.26

滲出性中耳炎第38回

初診時にアテレクターシスの状態であることは珍しくありませんが、子供で鼓膜が完全に戻らないような癒着性中耳炎であることはまずありません。もちろん特別な合併症があるなら可能性はありますが。

2017.05.23

滲出性中耳炎第37回

気密耳鏡で鼓膜を動かしてみて岬角に接した鼓膜が戻りうるかどうか、すなわち鼓膜が岬角に癒着しているかどうかを確かめることができます。戻らなくなった状態はアテクレクターシスではなく癒着性中耳炎という合併症に発展してしまっているのです。

2017.05.18

滲出性中耳炎第36回

さらに鼓膜が陥凹してくると虚脱した鼓膜がキヌタ骨とアブミ骨が作るキヌタ-アブミ関節に接着して外からこの関節が透見できることになります。時間経過によりますが、外耳道に圧をかけることのできる気密耳鏡で外耳道に陰圧をかけると単に接着しているかどうかが解ります。

2017.05.15

滲出性中耳炎第35回

鼓膜の一部が接着した状態から徐々に大きな範囲で岬角に接着するようになってきます。そうすると鼓室内の容積は小さくなり貯留液の量は減ってくることになります。

2017.05.10

滲出性中耳炎第34回

支えである鼓膜の線維層が失われると鼓膜は張りを失い、陰圧化した鼓室内ではどんどん陥凹していくことになります。行く先は鼓膜の鼓室の岬角への接着です。アテレクターシスの状態です。陰圧化については原因のところで述べたいと思います。

2017.05.02

滲出性中耳炎第33回

鼓膜の菲薄化が進むと鼓膜の外側の縁取りである鼓膜輪が浮き上がって見えるようになります。鼓膜の菲薄化が起こっているということは鼓膜の中間層である線維性で張りを持たせていた部分が失われていくことになります。

2017.04.28

滲出性中耳炎第32回

ツチ骨の短突起が突出してくると鼓膜の弛緩部も若干陥凹してくるようになることが多いです。経過が長くなってくるととうとう鼓膜の緊張部が薄くなってきます。いわゆる鼓膜の菲薄化です。

2017.04.25

滲出性中耳炎第31回

罹病期間が長くなってくると鼓膜のへこんだ状態が強くなり、ツチ骨柄が内陥という先端の見えにくい状態になってきます。それに伴ってツチ骨の短突起が突出してくるようになります。

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