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2017.12.25

滲出性中耳炎第90回

もう一つの危険因子が口蓋裂です。口蓋裂時では耳管を開く筋肉である口蓋帆張筋と口蓋帆挙筋の走行、発育に異常があります。耳管軟骨も弱く耳管の閉鎖障害があります。乳突蜂巣の発育もよくありません。

2017.12.15

滲出性中耳炎第89回

慢性中耳炎だけでなく真珠腫の発生も多いような気がします。こちらは報告はありませんが、日常臨床を行っていて肌で感じるところです。先に述べました複数回のチューブ留置が頻度を高めている可能性もあるのかもしれません。

2017.12.08

滲出性中耳炎第88回

繰り返しチューブ留置を行うと、鼓膜の石灰化、脱落後の穿孔が残りやすくなります。すると易感染性から耳漏を認め慢性中耳炎化し、ゆくゆくは中耳炎の手術が必要になることも少なくありません。

2017.12.05

滲出性中耳炎第87回

したがってダウン症児の場合チューブ留置は全身麻酔になることも少なくありません。でも難治性であることが多く、チューブの脱落が比較的早期に見られ繰り返しチューブ留置が必要になります。

2017.11.28

滲出性中耳炎第86回

中等度の難聴を伴うことも多く、言語発達への影響を考えると比較的積極的にチュービングを行うことになります。ただたいてい外耳道が狭く、発達の遅れから協力してくれず外来での鼓膜麻酔のみでのチュービングは困難なことが多いようです。

2017.11.25

滲出性中耳炎第85回

高率に滲出性中耳炎に罹患し、難治であることもダウン症児の特徴です。ふつうは8歳ごろから軽快傾向になることが多いのですが、なかなか8歳を過ぎても軽快はしてきません。チュービングを行うことも多くなります。

2017.11.21

滲出性中耳炎第84回

ダウン症の場合、約半数前後の例で滲出性中耳炎を認めたとされています。発症率が高い理由として易感染性により上気道炎の反復がある、頭蓋骨が短形で鼻咽腔が狭い、乳突蜂巣の発育が不良である、耳管機能が著しく不良である、などが挙げられています。

2017.11.15

滲出性中耳炎第83回

小児滲出性中耳炎はアデノイド増殖や副鼻腔炎、上気道炎罹患時など危険因子があることは述べましたが、最も大変なのがダウン症と口蓋裂です。ダウン症は21トリソミーといわれる染色体異常でいろいろな奇形や発達障害を伴います。

2017.11.10

滲出性中耳炎第82回

鼓膜チューブ留置の合併症としての真珠腫もあります。チューブ留置部の鼓膜穿孔縁からの上皮侵入により真珠腫が発生するとされています。発生率は1%とされています。かなりの数のチューブ留置を経験している私自身はチューブ留置から真珠腫発生の経験はありません。

2017.11.07

滲出性中耳炎第81回

中耳真珠腫とチュービングとの関連ですが、チューブ留置が真珠腫を減少させることにつながるかですが、まだ結論は得られていません。チューブ留置により真珠腫の発生頻度が減少したとの報告もあります。

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