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鼓膜穿孔Q&A

どんな場合に鼓膜穿孔を閉鎖する処置を行うのですか?
外傷性鼓膜穿孔や慢性中耳炎によって鼓膜に穴が開いたままになってしまった方に対し、処置を行っていきます。穴を閉じることによって聴力が改善し、感染によるみみだれの予防になります。感染を繰り返すことで内耳障害が進みます。それを予防する意味もあります。

外来でできる手術と入院や手術室で行う手術を区別する基準は、なんですか?
鼓膜の向こう側の鼓室という部屋のなかで肉の盛り上がりが強くて耳小骨などが肉の中に埋まっていたり、ほとんど空間がないなど炎症による変化が高度な場合は根本的な手術が必要になり、入院することになります。当院でも負担の少ない鼓膜穿孔閉鎖手術を行ってもどうしてもうまく治らない場合はフィブリン糊を使用する鼓膜形成術を行っています。
手術は、どのように行うのですか?
①特殊な麻酔液の付いた綿を鼓膜の穴の周りにひっつけて、麻酔液を浸潤させます(約10分)。
②鼓膜の穿孔周囲をOtoLAMで切除し新鮮創を作ります。
③テルダーミスというシリコン膜の付いたコラーゲンスポンジを穿孔部位に詰めて終わります。
術後に気をつけないといけないことはどんなことですか?
激しい運動はしばらく避けましょう。(特に水泳は、医師の許可があるまで、禁止です。)高層ビルのエレベーター、飛行機、トンネルなどは、気圧の変化が激しく耳に負担をかけるので避けましょう。強く鼻をかむこともさけましょう。
手術の時間・費用は、どのくらいかかりますか?
手術時間は、麻酔時間を含めて約20分で、費用の負担も5000円程度です。
当院は、患者様への負担を極力抑えてあります。